腰痛の改善策にはこのポーズ〜腸内の緊張も解き、ストレス軽減に
こんにちは、かをるです。
身体の症状に合わせたポーズの実践。
どこかに不調を感じている方に
少しでも改善につながるような内容を
お伝えしていきます。
皆さんの中に「腰が痛い」と感じている方は
少ないないと思います。
なぜなら、日本人の8割の人が「自分は腰痛がある」と感じているそうです。
ギックリ腰のように、急を要する痛みでない限り、
なんとなく日常は過ごせているかと思います。
でも、少しでも快適に過ごしたいですよね。
そのための改善策をお伝えします。
[目次]
- 座った姿勢が腰に負担をかける
- 緩める箇所と鍛える箇所
- ポーズの実施。より効果を引き出すためには。
座った姿勢が腰に一番負担をかける。
原因がハッキリしていない腰痛の多くは、日常的な姿勢や筋肉の緊張が原因です。
デスクワークの方や、運動不足を感じている方は要注意。
実は、人は座っている状態が一番腰に負担をかけます。
これは股関節が曲がり、腹筋がゆるむために、
上半身の重さや動きを支えるための負担が、腹筋以外の背中や腰の筋肉、
背骨と椎間板にかかるからです。
さらに足を組んだ状態では、膝が股関節より上になり曲がりが強くなります。
この姿勢、負担がさらに増えもはや壊滅的!
体の1ヶ所に大きな負担がかかり続ける「悪い姿勢」で座っていませんか?
緩める箇所と鍛える箇所
背骨を構成している脊柱(せきちゅう)のうち、
腰にあたる腰椎(ようつい)は5つの骨の積み重ねで成り立っています。
積み木を5つ、縦に重ねたようなイメージです。
この骨と骨の間には、椎間板(ついかんばん)と言う
柔らかいクッション代わりの組織があり、骨同士の衝撃を和らげています。
無理な姿勢が続いて、椎間板が潰れた状態、骨の間のスペースが適切でないと、クッション機能が低下し、腰痛を引き起こします。
また、背骨は
腹直筋(ふうちょくきん)・内外腹斜筋(ないがいふくしゃきん)・腹横筋(ふうおうきん)
などの腹筋と、
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)・広背筋(こうはいきん)・大腰筋(だいようきん)などの背筋が、背骨を取り囲むようにして支えています。
背骨を支える筋肉が弱ってくると、骨の間のスペースが適切でなくなってきます。
これも腰痛の原因ですね。
隣接する関節が動かなくなった場合に腰に負担がかかることもあります。
腰部のみでなく胸椎、股関節周囲も柔軟にしておいた方が予防にもつながります。
ポーズの実施。より効果を引き出すためには。
足をクロスさせて座り、上体を捻るポーズ。
捻ったときに下腹部に圧がかかるので、腸の働きが活発になります。
腹部のマッサージ効果にもなり、ストレスで緊張していた
おなかも緩み、ストレス軽減も期待できます。
さらに、腹筋を意識することで、ウエストの引き締めにも効果的です。
さっそく始めてみましょう。
両足を前に伸ばしたところから
左足を右腿の外側に置きます。
右足の膝も曲げてかかとを左側のお尻に近づけます。
この時、股関節やお尻の緊張が強い方は
また足を戻してもOKです。
右肘で左膝を押しながら状態を左へ捻る。
※反対も同様におこないます。
◆ポーズのポイント◆
骨盤を立てて背骨を長く保つ
坐骨をしっかり床につける
肘で膝を押し、胸の辺りの捻りを深める
この3つに注意して行うことで
腹筋の強化、胸椎の柔軟性向上にもつながります。
意識をしてやってみてください。
あなたさまの快適な日常につながりますように。