人生100年時代を ヨガで最期まで豊かに生きる
日本は「人生100年時代」を見据えられています。
100年をどう生きますか?
日本の最高齢の方は117歳です。
海外の研究では2007年に生まれた子どもが、107歳よりも長く生きると推計されているようです。
現実として、日本の「平均寿命」は、男性 約81歳/女性 約87歳
もうひとつの指標で「健康寿命」って言葉ご存知ですか?
日常、他の介護を必要とせず自立して健康的に生活ができる期間のことです。
2010年における健康寿命は、男性 約70歳/女性 約76歳です。
この差は何だ?というと、寝たきりや認知症など日常生活に制限がある期間です。
女性に至っては10年以上も病気に苦しみながら余生を過ごすことになります。
健康寿命を延ばす必要性を感じませんか?
健康寿命を延ばすにはヨガが最適
健康寿命を延ばすためには、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間を延ばさなければなりません。
そのためにヨガの習慣化が最適と考えます。
健康寿命を延ばすことは、言い換えれば、
健康寿命を延ばすことを阻止する要因をさけることです。
その代表的な要因として以下があげられます。
これらの症状の緩和や、これから予想される症状の予防を行うことが大事です。
血管・脳・関節など、関係している疾患にヨガはアプローチすることができます。
次のような対策にもヨガの習慣化が最適です。
◆3つの対策
さまざまな団体が、健康寿命を延ばすために行うこととして
3つのことを掲げています。
「身体機能を保つ」
心肺機能や筋力、精神的にも安定した状態を保つことが大事です。
《運動機能症候群》通称ロコモと言われる症状にならないように
普段から運動を習慣にしていくことが大事です。
「脳の若さを保つ」
サークルや地域の集まりに参加することで外部との接点を通じた適度な緊張感を持ち、
ストレスの発散機会を持つことができます。
高齢者同士の交流の文化がある、山梨県、愛知県、静岡県の健康寿命は高いことがデータで明らかになっています。
「生活習慣病に備える」
いわゆるメタボ対策です。
これは高齢者でなくても若い段階で気をつけなければならないことですね(笑
日中の活動を活発にすると、生活のリズムがつくりやすいです。
趣味の時間、余暇や散歩などを定期的な活動によって、暴飲暴食を避けることが可能です。
無理に食事のコントロールをしなくても、自然に適切な体型維持ができると思います。
シニアになってもヨガがいい
ヨガはいくつになっても続けられる運動習慣です。
最近では「チェア(椅子)ヨガ」など、シニアの方にも安心して参加できるクラスもあります。
それらのポーズは、筋力の低下を防ぎ、関節の可動域が制限されないように柔軟を保ちます。
指ヨガや顔ヨガなど、動かすことで神経の伝達不足を解消するクラスもあります。
会話をしながらクラスを受けることで孤独感から解放され、楽しくヨガがおこなえます。
年齢を懸念してヨガを初めることに躊躇されている方がいらっしゃったら
おもいきって始めてみましょう。
人生100年を最期まで自立できる人生を送るためにも今からヨガを習慣にしてみることをお勧めします。