高血圧は国民の3人に1人の国民病。今からでもヨガで改善・対策を!
3人に1人は高血圧!?国民的疾患に。
こんにちは、かをるです。
シニア世代に多くみられる疾患シリーズ。
ヨガでの対処法をお伝えします。
最近、健康診断で“高血圧”とF判定が出た。
すでに治療中、いつも薬が手放せない。
家族が高血圧症を患っている。
今や国民病とも言える「高血圧」。
日本の高血圧患者は、全体として約4,300万人いると推定されていて、
日本人のおよそ3人に1人が高血圧という状況です。
高血圧自体が重大な問題ではなく、それによって引き起こされる疾患が
問題なのです。
大きな大病になる前に改善策をとりましょう。
それにはヨガがとても有効なのです。
高血圧改善にはヨガがいいよ。
自覚症状がないゆえに、知らない間に進行してしまう高血圧。
などの病気を引き起こします。
先の未来を心配する生活から解放!
病気知らずの生き生きとした生活を送りたくないですか?
まずは高血圧を改善するための治療として
運動療法|食事療法|生活改善
が挙げられます。
これらの治療・改善法はヨガがとてもサポートできるのです。
【運動療法】
運動療法として、運動の頻度は定期的に実施し、運動量は30分以上、
強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動が一般的に勧められています。
ヨガのクラスは定期的におこなわれていることが多く、運動習慣として取り入れやすいですし、クラスはだいだい45分〜70分くらいが多いです。
マラソンなどと違い、膝などの関節や太ももなどの筋肉を損傷するリスクが少ない有酸素運動の要素も大きいです。
呼吸法には、交感神経緊張を緩和し、副交感神経の活性を促します。
ストレスを受けると急激に増えるコルチゾールというホルモンを減少させ、ストレスを和らげる効果があります。
高血圧の原因のひとつに過度なストレスが考えられていますので、こちらにも有効的ですね。
もうひとつヨガだから高血圧の改善につながることとして
ストレッチがあります。
加齢などが原因で血管の壁が固くなり、動脈硬化が進んでしまいます。
古くなって硬くなってしまったゴムを想像していただくとわかりすいかもしれません。
ヨガ柔軟性を高めるポーズには筋肉をストレッチする効果とともに、神経やリンパ、血管にアプローチができます。
ゆっくりした動きの中で、血管を意識をした声かけによって柔らかくなる可能性があるのです。
【食事療法】
ヨガを習慣化すると、食事の習慣も改善される。
ヨガをする直前には食事はとらない方が良いとされています。
忙しく、前もって食事の時間が取れない場合、または夜のクラスに参加をする場合で
空腹すぎてつらい時には消化の良いものを選びます。
からだへの負担が少ない、低カロリーや少なめな量になると思います。
食べるものを選ぶようになり、余計なカロリーをとる間食なども控えることができます。
無理にがんばらなくても、ヨガを習慣化することで食事のタイミングや内容を改善することができます。
【生活改善】
「血圧が高め」と診断された方が改善を行った方がいいのが
飲酒と喫煙の習慣です。
アルコールは適度な量であれば、一時的に血流をよくしてくれるそうです。
しかし、飲みすぎては逆効果。
足元がふらつくまで飲んでしまうのは日頃のストレス解消からですかね(笑
ヨガをしてストレス軽減し、過度な飲酒は避けましよう。
喫煙の習慣が、高血圧の要因かどうかについては、まだ明確になっていないそうです。
ただし、タバコを喫うと一時的に血圧が上昇します。
動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中の原因となることがわかっています。
「血圧が高め」の人は、タバコの本数を控え、できれば禁煙をするほうがいいでしょう。
定期的なヨガクラスに参加することで、喫煙の習慣を控えることが可能だと思います。
「手持ち無沙汰でついタバコ」の方はヨガとともに禁煙にもチャレンジしてみてはいかがでしょう。
ヨガがサポートできること
ヨガは呼吸や身体の動きに集中します。
丁寧に感じ、丁寧に動きながら、今の自分の状況を観察し続けているのです。
マットの外でも同じように丁寧に時間を過ごすための練習をしていくイメージです。
そうして練習を重ねていくと、
活動も食べるものも丁寧に選ぶことが自然に身についてきます。
ストレスを溜めすぎない生活から、暴飲暴食が避けられて食生活も変わってくる。
気持ちが前向きになり、行動範囲も広がる。
自然と活動エネルギーも増え、体重増加に歯止めがかかります。
この良いサイクルは前回の記事
でお伝えした図式を参考にしてください。
生き生きとした毎日を、ヨガを実践することで手に入れてください。