骨盤の「歪み・ゆるみ」大丈夫? 骨盤ヨガで効果的にリセット
骨盤に関するお悩み、お持ちですか?
歪みやズレ、ゆるみなどがあげられるかと思います。
「骨盤」と名のつくグッズが売れたり、「骨盤矯正」と謳った接骨院が多く見られたり、
と世間の方の関心も高いようですね。
さて、どのようなお悩みを持たれていますでしょうか?
「骨盤が広がっている」=お尻が大きいから
「骨盤が歪んでいる」=腰痛が辛いので
と、骨盤そのものというより症状や見た目的なお悩みが
主だっているのではないでしょうか?
整えたい理由と向き合うことで、効果はより高くなります。
そして症状は人それぞれです。
自分に合ったリセット方法を把握してから、行ってみましょう。
どうなりたいのかを明確にする
骨盤を整えてのゴールを、具体的に設定してみましょう。
- 骨盤を整えて→「痩せたい」
これでは少々ぼやっとしていますね。
- 「痩せたい」をより具体的に
⇨「体重を5キロ落としたい」
「Mサイズの洋服が着たい」
「脚を細く見せたい」
「モデルの〇〇さんみたいになりたい」
など、具体的に想像してみましょう。
他にも
- 「身体の不調を整えたい」
⇨「腰痛改善」 「むくみ解消」 「肩こりの軽減」
「長時間歩けるからだ」
「出産後の骨盤の不安定が気になる」
- 「姿勢を整えたい」
⇨「長年の猫背を解消して、第一印象をよく見せたい」
「赤ちゃんだっこのせいか、腰が反っているので、楽になりたい」
「O脚を直して、ショートパンツをはきこなしたい」
より具体的なゴールは見えてきましたでしょうか。
骨盤の歪みと言われる症状には以下の3つの原因が考えられます。
|骨盤の前傾・後傾
|骨盤の上下
| 腸腰筋の柔軟性
自分はどのタイプなのかを把握します。
そして、骨盤を力技で矯正的に修正するのではなく、
その症状に合った改善策を選びます。
◆硬くなった筋肉の緊張緩和をさせて、自然に正しい位置へと整える。
◆筋肉の緊張・こわばりはストレスが原因とも考えられるので
(特に出産後のママ)同時に心のケアも。
◆骨盤を支える筋力が低下してしまったので身体の使い方を習得し、
使えてなかった筋肉を働かせ身体をコントロールできるようにする。
これらのケアは全てヨガでは可能です。
心のケアまでアプローチできるエクササイズは他にないのではないでしょうか。
ヨガの可能性に脱帽です。
骨盤底筋を鍛える必要
リセットした骨盤を維持していくことも大切です。
そこで押さえておきたいのは
「骨盤底筋」です。
骨盤底筋はダメージを受けやすく衰えやすいのに、
普段の生活で意識しにくく鍛えにくい筋肉です。
特に女性は月経や出産で緩みやすいとされています。
緩みによって骨盤の位置が正しくなくなることもありますが、
さらに深刻な事態にもなりかねません。
尿もれ・頻尿・内臓下垂(ぽっこりおなか)
今、症状が感じられなくても、かならず訪れる骨盤底筋の衰え。
ヨガで阻止しましょう。
骨盤底筋を鍛えるポーズ
🔳橋のポーズのバリエーション
仰向けになり、足裏をマット幅に置き、膝はくっつけます。
もし、膝がくっつかなければ足幅で調節をしてください。
両手は体側に添わせ、手のひらと肩をマットにしっかりと押し当てます。
息を吸いながら腰を浮かせます。
その時に膝が離れないように注意をしてください。
そのまま10秒キープ。
呼吸にすると5回ほど吸ったり吐いたりします。
吐く時にトイレをがまんするような感じで
骨盤底筋に刺激を入れてみます。
腰を下ろす時は静かに下ろしてコントロール力も養っていきましょう。
🔳片足上げたダウンドック
両手を肩幅に、足は骨盤幅に腰を持ち上げ、身体で三角形をつくります。
(ダウンドックといわるポーズです)
その時、膝は曲がっていても構いません。
不安定にならないように足の位置を調整をしてください。
その状態から片足を上にあげていきます。
上げた足のつま先を外に向けて、そのままキープ。
10秒数えます。
または呼吸は5回ほど。
不安定さを足の高さでつくり、骨盤底筋を意識しながら
安定するようにキープをします。
もし、ヨレッとして危険を感じたら、足の高さを調節してください。
ケア方法を知ってセルフコントロールできる自分になる
何事も続けることが大事です。習慣化してしまえば骨盤はリセットされますよ!
ヨガという習慣に「骨盤のケア」をプラス。
定期的に行われるクラスに参加することで、習慣化することが簡単になるかと思います。
お近くのヨガスタジオ、あるいはオンラインクラスを検索してみてはいかがでしょう。
骨盤位置の改善だけでなく、尿もれの改善や、便秘や冷え、女性ホルモンの分泌など、女性に嬉しい様々な効果が期待できます。
ぜひ骨盤リセットを行って、自分らしい活き活きとした生活を送ってください。